蓮田駅西口再開発ビル案、大幅変更か!?

2016-03-10
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『平成25年5月に決定した再開発ビル案』
高層タワー型/27階建て/234戸
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『現在検討されている板状型の再開発ビル案(予想図)』
板状型/14階建て/177戸
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本日、蓮田市議会の一般質問を傍聴してきました。質問者は議員当時、同じ会派だった田中ひでゆき議員。
質問事項は、蓮田駅西口再開発事業(ビル事業)について。

30年以上にもわたって市民の皆様の悲願であった当ビル事業。紆余曲折はありましたが、いよいよ事業案も決定して、あとは完成を待つのみと思っていました。しかし、ここにきて、事業案の大幅変更の可能性が出てきてしまいました。

上のイラストのように事業協力者の東急不動産JVの事業案は、当初、このような高層タワーでした。大宮のソニックシティより若干低いものの、ほぼ匹敵する高さのとてもシンボリックな建物でした。

しかし、今回、再検討を余儀なくされている案は、下のイラストのような板状型と言われる建物。階数も14階建てと、かなり低くなってしまっています。ちなみに、14階建ては山ノ内地区にあるマンションや東地区にあるライオンズマンションと同程度です。

議会の答弁では、事業者側から資材の高騰により、事業収支が合わなくなったのが理由だそうです。

大きな変更点は建物の高さだけではありません。住居戸数が234戸→177戸、公益施設の面積は1,235㎡→955㎡(77.3%)に、店舗面積はなんと、3,203㎡→236㎡(7.3%)まで、大幅縮小しています。
ちなみに、商業施設の面積はわずか71坪。コンビニ1軒しか想定されていないようです。

執行部は、市の財政負担や実現可能性から、まずは事業を進めていくことを最優先にして、規模大幅縮小を考えています。また、東急不動産の説明では、東京オリンピック後、マンション需要が下火となり、採算がさらにとれなくなるため、平成32年までに完成させたいとのことです。

まだ、検討中とのことで、執行部からはなかなか明確な情報が語られませんでしたが、市民の皆様はどう思われるでしょうか。

今議会の当初予算案で都市計画や事業計画変更の委託費用が計上されています。予算案が可決されれば、この縮小案で進んでいくと思われます。
僕は、30年もの歳月をかけた市民の悲願ともいえるこの事業は、決して妥協するべきではないし、当初案に近づけるために知恵を絞り、予算も捻出して、ギリギリの交渉を続けていくべきだと思っています。

そもそもシンボリック、かつランドマークとなるような建物として、将来にわたって街の活性化、賑わいの創出をする事業であったはずです。
山ノ内にあるマンションと同じであれば、すでにそれがシンボリックな建物となっていなければなりません。しかし、そうなっていないのは、近隣市にある建物と何ら変わりがないからです。

都市間競争、シティセールス等が叫ばれている中で、街の価値を高めていくことも政治の大きな役目です。

ぜひとも、もう一度熟議をして頂くことを望みます。

運営管理:森 伊久磨事務所 蓮田市東6-2-12 TEL.048(878)9519