9月定例会議案質疑

2011-09-03
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皆様、こんにちは。
ホームページの内容もグレードアップし、皆様にできるだけたくさんの情報提供しようと取り組んでおります。
特に先週からは「いくまwebTV」を開設しました。「もっとやせろ」という声も聞こえてきそうですが、その点についてはこれから徐々に取り組んでまいりますのでご了承のほどを(笑)。
さて、9月2日、蓮田市議会9月定例会の議案質疑がありました。質疑希望者は5人。和久井議員(公明党)、小山議員(日本共産党)、岸尾議員(日本共産党)、湯谷議員(新会派 風)、そして、僕(新会派 風)の5人です。

今回提出された議案は27本、請願5本です。主なものは平成23年度の補正予算案と平成22年度の決算案です。

僕が質問したのは、議案第42号「平成23年度蓮田市一般会計補正予算(第2号)」についてと、議案第52号の「平成22年度蓮田市一般会計歳入歳出決算認定」についてです。

名称は難しそうですが、要は、今年度の補正予算と昨年度の決算についてですね。

■まず、議案第42号の補正予算について
歳入面から

①不動産売払収入のマイナス補正▲91,352(千円)の理由は?

→答弁 西口再開発事業予定地内の用地売却により発生した売却額を西口再開発特別会計に組み替えたため。売却額はちなみに85,701(千円)。

【再質問】差し引き約6,000(千円)は?

→答弁 91,352(千円)で予定していた売却額が85,701(千円)になった。

※つまり、売却交渉に時間をかけすぎたため、その間、不動産価格が下がり6,000(千円)の売却ロスが出ているのです。
次に、歳出面から

②職員給与費の給料及び職員給料(7人)増額補正 84,798(千円)の内容について

→(答弁)部署替えを4月に行い、一般管理費に該当する部署の職員が60名から67名に増員したため。
※年度内に補正を組むほど早急に増員したのかと思ったが、単純な部署替えとのことで納得。ただ、均衡した人事異動でないことに少し疑問。全体の職員の人数は適正化計画に基づき減らしているとのことなので、ある部署に7人増えたということは、ある部署では減っているということ。行政サービスに偏りが出ないか、と思う。

③財政調整基金積立金について
 今回の補正749,407(千円)の増額で残高1,483,600(千円)となる。
 平成20年度には約211,236(千円)、平成21年度には403,309(千円)、平成22年度1,110,206(千円)、平成23年度1,483,600(千円)。これを見ても分かるようにこの2年間で約1,000,000(千円)も積み立てている。財調比率は8.79%で県内市平均の7%を大きく上回っている。これには特別な理由があるものと考えるが、この使途は何か?

→(答弁)今後市税の減少、市内公共施設等の耐震補強工事、馬込下蓮田区画整理事業の清算金の立替金(総額6億円のうち3分の2程度)は平成24年度から始まるので、それらに備えている。
※つっこみどころ満載の答弁だったが、ここでは最後の質問の不用額を聞いてから、三度目の質問に結びつけていこうと考えたため、二度目の質問はぐっと我慢。

④公共施設等整備基金の積立事業について
 今回の補正120,000(千円)の増額で残高437,109(千円)となる。
 平成20年度には約287,107(千円)、平成21年度には197,107(千円)、平成22年度367,108(千円)、平成23年度437,109(千円)。やはり、こちらも先ほどの財政調整基金と同じように大きく積み立てている。この使途は何か?

→(答弁)今後西口再開発事業等で市の負担金が10億円ほど必要だと言われている。それを市債によってまかなうのではなく、内部留保でできるだけ行いたい。それに備えている。
※ここも同様に我慢。

■議案第52号の決算について
①前年度からの繰り越し事業での執行残(不用額)の概要は。
 平成22年度決算で不用額が562,330(千円)となっている。監査報告にあるように平成20年度255,220(千円)、平成21年度342,880(千円)であり、年々増加している。不用額の主なものについて説明頂きたい。

→(答弁)生活保護費の不用額が増えた……114,197(千円)。ヒブワクチンの予防接種ができなかった時期があったことと、PR不足により接種者が少なかった……56,314(千円)。小中学校の空調設備の執行時期がずれた……小学校50,711(千円)。中学校38,753(千円)。スマートICの執行残など。

【再質問】
監査報告書の指摘にあるように不用額を性質別に分類してみた。
①増額補正しながら補正を超える不用額に該当するもの……259,965(千円)
②早期に決算見込みがされていないもの……71,419(千円)
③増額補正しながら減額流用しているもの……208,714(千円)

また、各科目別の不用額も計算してみた。
科目/不用額/補正額の順(単位は千円)/性質
1.議会費/2,202/▲4,346/②
2.総務費/66,257/1,058,948/③
3.民生費/187,231/167,220/①
4.衛生費/72,734/7,187/①
5.労働費/554,197/882,000/③
6.農林水産費/2,786/12,337/③
7.商工費/4,940/▲3,829/②
8.土木費/57,653/▲144,990/②
9.消防費/8,826/▲9,884/②
10.教育費/139,670/147,692/③
11.公債費/913,719/▲6,487/②
12.予備費/18,561/0

つまり、科目によっては早期にマイナス補正をかけて、不用額を抑えることができた科目がある。特に民生費と教育費が多くの不用額を残している。先ほどの説明で民生費のうちの生活保護費は114,197(千円)の不用額。しかし、年度途中に251,368(千円)の増額補正を行っている。完全に見立てを誤っているのではないか。
また、教育費のうちの学校施設費、小学校、中学校合わせて95,365(千円)の不用額。これは空調設備の執行時期がずれたとのことだが、要は年度内に執行できなかったということ。これについても見込みが甘いと言わざるをえない。

→(答弁)生活保護費に関しては、リーマンショックの影響で市内経済状況を見て申請の増加に備えたが想定より少なかった。以後もっと慎重に検討して備えたい。

【再々質問】 議会規則により質疑については3回までと決められています。
私が何を言いたいのかというと、見立ての甘さや早々に減額補正などをせずに残してしまったこれだけの不用額を、そのまま県内市平均を超えるほどの財政調整基金に積み立てて、しかもその使途が区画整理事業の清算金の立て替えであるということが問題ではないかということなのです。
 私から見ると、極端な言い方かも知れませんが、今やらなければならない事業、早急に対応しなければいけない事業を先送りにしたり、甘い見込みで残ってしまったお金を、全額納付があるとはいえ、最長10年で回収していく区画整理事業の精算立替金に無計画なまま工面したと思わざるをえないのです。
事業には優先すべきものがあるはずです。単年度でやるべきことをしっかり適正に行った上で、それで結果として残したお金を積み立てて備える。そうじゃないと、都市計画税を導入した理由を説明できない。今決算で新たな税の徴収を始めて、結果残しているんですから。
区画整理事業の清算金はずっと前から分かっていたことですから、ここ2年で急に備えるものではなかったはず。今後、予算の執行管理をしっかりと行って欲しいと切に願います。
最後に、区画整理事業の立替金の納付ですが、6億円のうち単年度でどれくらいを見込んでいるかを市長にお伺いして終わりにします。

→(答弁)おそらく3分の1程度の納付(2億円)になろうかと思われます。

※皆様、お気づきでしょうか。総額6億円に対して2億円の納付(回収)見込みとのこと。つまり、この4億円が、本来市民が平成22年度に受けることができたのにできなかった事業費であるということです。ここで断っておきますが、僕は決して区画整理事業の市民からの納付金を分割にするなと言っているのではありません。年金生活者の方も多いわけですから、5年の分割納付期間は当然だと思っていますし、場合によっては最長10年も当然の施策だと思っています。
ただ、執行部側が立替金について予測できたにもかかわらず、ここ2年間で急な積み立てを行ったこと、それによって他の多くの事業が先送りにされたり執行されなかったことが問題だと言っているのです。
(本議会の議事録はまだ作成されていないため、僕の質疑の言葉や答弁の言葉が一言一句正確ではないことをご了承下さい。そういった趣旨の発言や答弁であったとご理解いただければと思います)。

また、一般質問の日取りが決まりました。僕は初日、16日の3番目です。9時から開始ですので、10時半~11時くらいから始めることになりそうです。

質問内容は
1「蓮田市地域防災計画について」
(1)市災害対策連絡会議設置の進捗状況は。
(2)長野県松川町との災害時相互応援協定及び友好都市の締結について市長の考えは。
(3)ゲリラ豪雨や台風による水害対策について
(ア)元荒川の蓮田市における氾濫危険水位は。
(イ)氾濫危険水位に達する時間あたり降雨量の想定は。

(ウ)市内流域の低水位危険個所はどこか。またその対策は。
(エ)新潟県三条市における電柱標識の導入についての考えは。
(オ)元荒川流域浸水1m以上が想定される地域の防災無線難聴地域は。

2「第4次行政改革及び第5次行政改革について」

(1)第4次行政改革による財政効果額について
(ア)33億円の目標に対して100.1%の達成率は適正か。
(2)第5次行政改革大綱について
(ア)(仮称)まちづくり基本条例の制定に向けた取り組みの現況は。

3「公共下水道整備について」
(1)公共下水道の整備計画について現況と予定は。

ご興味のある方は、16日10時半~の傍聴にいらっしゃってください。ちなみに傍聴方法は簡単です。市役所3階正面玄関からエレベーターもしくは階段をのぼっていくと、3階に議会事務局がありますので、そこで傍聴者の名前記入をして、資料と傍聴バッジをもらうだけです。入場、退場は自由です。毎回、10~30名の傍聴者はいらっしゃいます。
ぜひ、たくさんの傍聴をお待ちしております。

運営管理:森 伊久磨後援会事務所