蓮田南小学校体育館、西口ビル内公共施設などなど

2012-11-20
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皆様、こんにちは。

ブログの更新ですが、少し時間が空いてしまいました。失礼いたしました。

ブログは最低でも月一回更新と決めていたのですが、9月議会終了後、市議会の2泊3日の視察研修が隔週にあったり、秋のイベント等がとても多かったりで更新のタイミングを失っていました(ツイッターやフェイスブックはスマホから出来るのでほぼ毎日更新しているんですが……)。

さて、本日(11月20日)、蓮田市議会12月定例会に向けた会派代表者会議が開催されました。提出予定議案は18本。その中に蓮田南小学校の体育館の耐力度調査費用が計上されていました。

これは9月議会の一般質問で、「市内小中学校の施設で蓮田南小学校の体育館と給食室だけが耐震診断すらされていない」ということを指摘させて頂きました(当ブログ9月23日版を参照)。

「12月の補正予算案で計上すべき」と市長に訴えさせて頂きましたが、その通り予算計上してくれました。本当に有り難いことです。これで蓮田市内の小中学校の全施設(プレハブ校舎を除く)は耐震化のための対策が図られました(当ブログ9月23日版の添付資料を参照)。
さて、話を戻して議会視察研修について少し触れておきます。

まず、政務調査費(蓮田市議会議員は年額18万円・食事代に使えないなどの使途基準あり・領収書添付義務あり)を使用させて頂き、10月10日~12日の日程で愛媛県松山市にて開催された『全国市議会議長会フォーラム』に出席し、また松山市の総合コミュニティセンター(1000席の文化会館)を見学、職員より概要の説明を受けてきました。

ここで感じたことを率直に言います。

現在、蓮田市はパルシー横に500席の固定席を持った総合文化会館の建設を予定しております。しかし、松山市の担当者の話を聞くと500席では「とても足りない」ということでした。市内の文化団体向けの施設ならそれで良いですが、民間の興行を行うとすると500席では需要が望めないとのこと。今、興行主に最も需要があるのは1000席規模のホールで、特にひな壇上になった後方の500席が固定、前方の500席が可動式で席を収納すればアリーナが出来るようなホールだそうです。

500席が1000席になったからといって建設費や維持管理費が2倍になるわけではありません。席数に関しては、興行等の需要や近隣市町の施設、将来性なども考えて、再考する必要があるように思います。僕個人として席数はもっと増やして良いと思っています。

また、10月23日~25日の日程で蓮田市議会建設経済委員会の視察研修で滋賀県と愛知県に行って来ました。

研修内容は、初日に滋賀県湖南市の自然エネルギーを使った市民共同発電所。2日目は東近江市の複数の農家が農事組合法人「万葉の郷 ぬかづか」を組織し、生産から加工、販売までを行う「集落営農」。

3日目は愛知県岩倉市に移動し、駅前市街地再開発事業。

ここでも率直に感じたことを言わせて頂きますと、初日の市民共同発電所に関しては、事業費を市民からの出資金で運営しているということですが、利回りや配当の点が考慮されておらず、事業主はボランティアで報酬もなし。売電等、利益を生むスキームがなく事業化がまだ不完全で、持続可能なのか疑問が残りました。

2日目の農事組合法人は、農業従事者がどんどん減少していく中、複数の農家が一つの事業組合を組織することで、高額な農機具の購入や農業労働の負担等を軽減させることが目的です。商品開発も積極的に行い、米粉を使ったパンなども直売所で販売していますが、やはり年々売上は落ちているのだそうです。

市内の施設(給食など)で野菜等を購入してもらっているようですが、大規模農場等で生産された野菜とでは入札に勝てず、せっかくの農産物も販売ルートの確保に苦慮しているとのことです。市では優先的に当農事組合法人からの野菜を購入しているようですが、それは市民から見れば当法人への保護政策とも言えるもので、結果として相場より高い野菜を購入させられている(税の無駄使い?)とも言えるかも知れません。まあ、それも政策の一つとも言えますが……。

また、それだけ保護をしても今後TPPが締結されることになれば、海外からの安価な農産物が大量に日本に押し寄せ、いち農事組合法人では到底太刀打ちできなくなるかもしれません。したがって当事業も疑問を感じる点がありました。

最後の岩倉市の駅前市街地再開発事業です。地権者と市が組合を組織し、1階が商業施設(スーパーや地権者のテナント)、2階が2000㎡の公共施設、3階から上にマンション棟が2棟建っています。岩倉市の人口は48000人、名古屋市より15kmほど離れたベッドタウンで蓮田市に似ています。

1階部分のテナント誘致について訴訟沙汰があったようで、やはりテナント誘致の難しさを感じた次第ですが、2階部分の公共施設はとても素晴らしい施設でした。大小の会議室や板張りのダンスルーム、キッチンルームや防音壁のスタジオなどなど。まさに様々な市民活動が行われる施設で、実際に平日にも関わらず多くの市民で賑わっていました。

岩倉市生涯学習センター
http://www.city.iwakura.aichi.jp/culture/utrv8o0000003xf7.html

蓮田市も西口再開発ビルの建設を予定しており、2階部分は当初のセキスイ案では2000㎡の公共施設。まさに岩倉市と同じ面積で、こんな施設が蓮田の駅前にも出来たら素晴らしいなあとワクワクしてしまいました。

ところが……。

11月7日に行われた蓮田市議会建設経済委員会の継続審査で、西口ビル内の公共施設の建設予定面積が850㎡(通路・トイレ等を入れると1300㎡ほど)と、大幅に縮小の予定だと報告を受けました。計画案では西口連絡所と会議室、ギャラリー、生涯学習施設等とのことでした。

愕然……。

昭和60年の都市計画決定から30年近く、総事業費100億円以上をかけ、市民が待ち望んでようやく出来上がったのが、どこにでもあるありきたりな公共施設。本当にがっかりです。
委員会でも指摘しました。

「全然ワクワクしないんだけど……」

ただし、これはまだ決定事項ではありません。今月末より開会される12月議会で間に合うとのことなので、市民の皆様に喜んでもらえる施設にするよう、びっちり議論していきますね。

議論の過程は当ブログでご報告していきます。

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