12月議会一般質問内容(すみません、長いです汗)

2012-12-18
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皆様、こんにちは。
蓮田市議会12月定例会も一般質問を終え、いよいよ最終日の採決を残すのみとなりました。
一年間、皆様には本当に色々とお世話になりました。有り難うございました。
一昨年4月に当選をさせて頂き、市議会議員として市政に一生懸命向き合ってきました。毎議会一般質問は欠かさずに行い、また会派としてはおそらく蓮田市議会で初めての試みと思われるタウンミーティングも4回開催いたしました。残念ながら一名の退会者を出してしまいましたが、これからも3名の議員で全力で取り組んでまいりたいと思います。皆様の変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

議員生活一年を経て色々と思うことがあります。
それは、「まちづくりに不可能ということはない」ということです。

ただし、それには条件があります。
「変わらぬ情熱」「へこたれない忍耐力」が必要だということです。
行政を動かすには時間と労力がかかります。一生懸命に情熱を持って訴えても、微動だにしないことが多いです。でも、職員の皆さんは我々議員が何を望んでいるのか、またその実現のためにはどうしたら良いか、一生懸命汲み取って取り組もうと努力してくれます。
案外簡単に実現してしまうものもあれば、やはり厳しいものもあります。それでも、へこたれないでいれば大部分実現できてしまうものではないかと思っています。

こんなまちにしたい!
おかげで、僕もだいぶ具体的な絵が描けるようになってきました。皆様に早速お示ししたいところですが、もう少しお待ち下さい。そのときが来たら、しっかりとお見せします。今はその大きな夢を実現するために、一つ一つの細かな案を正確に間違いのない判断をして、積み上げているところです。

さて、今議会でも一般質問を行いました。
今回の質問は3問。
①蓮田駅西口ビル内の公益施設について
②(仮称)蓮田市総合文化会館について
③市民から提出された要望書に対する取り組みについて

議会に提出した資料や細かな内容は以下の通りです。少々長くなりますが、お読みいただければ幸いです。

「5番森伊久磨です。中里議長のお許しを頂きましたので、通告に従い一般質問をさせて頂きます。私が質問するのは全部で大きく3問です。また、議長のお許しを頂き、資料を3枚議場配布させて頂きました。

まず第1問、蓮田駅西口再開発ビル内の公益施設について、お伺いいたします。
蓮田駅西口再開発事業は昭和60年の都市計画決定以来、現在27年が経過しております。ようやく今年6月、駅前道路が供用開始され、今年度末には駅前広場が完成の予定です。本当に嬉しい限りですが、残るは再開発ビルのみとなりました。
再開発ビルについては、言うまでもなく昨年12月、「セキスイより5360万2500円の満額返金される」という和解案が上程され、全員一致で可決されました。
さていよいよ再開発ビル建設に向けて動き出したわけですが、7月に事業協力者選定委員会が設置され、8月に第一回選定委員会を開催。現在まで4回開催され、事業協力者の募集要項、選考基準、基本協定書について話し合われてきました。また、8月に庁内12名から成る公益施設プロジェクトチームも設置され、4回の会議を経て再開発ビル内の公益施設についての基本報告書がまとめられました。

そこで、質問いたします。 今後の事業スケジュールについてお教えください。また、公益施設プロジェクトチームによりまとめられた基本報告書にある施設規模とその内容についてお教えください。

■答弁
事業スケジュールについては、今月中に「事業協力者募集要項」を策定。来年1月より「事業協力者の募集」。3月に「事業企画提案者の決定」。6月に「事業協力者の決定」をしたいと思っております。そして、「事業協力に関する基本協定書の締結と委託契約書の締結」を同月中に行います。その後、権利変換等を行い、特定建築者が選定された後、5年ほどで事業を完了する予定です。
施設規模と内容につきましては、庁内12名から成る公益施設プロジェクトチームで4回の会議を行い、以下のように決定し、「基本報告書」内に記載しました。
1 駅前行政施設
  ①市役所連絡所 約200㎡
2 市民活動施設
  ①会議室 約300~400㎡
  ②市民広場・団体作業スペース 約200㎡(ギャラリー含む)
  ③子育て支援交流スペース 約100㎡
3 その他の施設
  ①防災収納庫 約50㎡
※合計 施設正味 約850~950㎡

□再質問
事業スケジュールでは1月から事業者の応募をするとのこと。応募の際、この「基本報告書」に書かれてある施設規模と内容を基準にすることが前提となるのか?

→前提となります。

□再質問
資料①をご覧ください。
西口ビル内の公益施設

この基本報告書の中身をまとめてみました。この基本報告書を見て、長いこと待ったのに何とも真新しさのない、どこにでもあるありきたりな施設で、私は全くワクワクしませんでした。
前回案と比べて全てが縮小なんです。

この公益施設の案は前回のセキスイ案です。それで、→の右の数字が今回の基本報告書の数字です。
まず生涯学習施設は695㎡から300~400㎡に縮小。駅前行政施設は200㎡の前回案のまま。市民交流施設は322㎡から200㎡に縮小。子育て交流施設も185㎡から100㎡に縮小。防災収納庫は前回案0から50㎡に増加。しかし、施設全体では正味1402㎡から850~950㎡へと450㎡から550㎡も小さくなっています。
ちなみに前回案にあった300名収容の多目的ホールは438㎡で、その分以上小さくなっています。

そこで、この大きさがどのような施設になるのか、基本報告書を元に想定してみました。囲みにその想定される施設の内容を書きました。
まず、駅前行政施設は変わりません。
市民活動施設ですが、80㎡の会議室が2つ。長机を置くと1㎡で0.5人の計算となるそうですから、つまり40人の会議室が二つ。一つにすると80人程度の会議室になります。それと15人程度の会議室が二つ。それと和室が二間と茶室が一間。
市民広場・団体作業スペースとして、市民ひろばが90㎡、市民ギャラリーが80㎡。
子育て支援交流スペースとして、子育てひろばが70㎡。授乳室が20㎡となります。

下に書いてあるような一時保育施設や当初案にあった多目的ホール、建設経済委員会で視察に行った愛知県岩倉駅前の生涯学習センターにあった料理室やスタジオ、工芸室などを入れることはできません。特に防音壁の録音スタジオは稼働率が最も高いらしく、床が板張りで壁面に鏡張りのダンススタジオなども素晴らしい施設でした。平日にも関わらず、多くの市民で賑わっていました。

基本報告書にもあるように「生涯学習機能等の充実を望む声が大きい」というのであれば、ただ会議室があるような施設ではなく、市民要望の高い、または市民の活動拠点になるような施設を建設するべきではないかと考えますが、先ほどの答弁で基本報告書は1月までに作らなければならないし、前提ともなってしまう。
もう一度施設内容や施設面積の再考をして、少なくとも事業者募集の際には、公益施設の規模を前回案ベースに戻すべきではないか。

→850~950㎡という前提で募集をしますが、もちろん事業者の提案によっては、もう少し大きな施設になることも考えられますし、市民ニーズに合った様々な施設を入れることも再度検討いたします。

公益施設の再開発ビルに占める割合が大きいほど、事業協力者が参入しやすいと伺っています。その点についてはどうですか?

→再開発ビル内に公益施設が入ることにより、一般的に建物の信頼性やブランド的価値も上がると言われています。また、その施設規模が大きいほど事業協力者の建築費や維持管理費の軽減など、事業者が参入しやすくなります。

ということは、今回公益施設を小さくしてしまったことは矛盾していますよね。現在の経済状況で果たして事業者が参入するかどうかも厳しい状態にあると聞いています。実際に、セキスイが撤退した理由もそうです。公益施設を小さくしたことで事業協力者が参入するハードルを上げてしまったことになります。市長、率直に伺いますが、なんでこんな小さな施設にしてしまったのですか?

→庁内のプロジェクトチームによる会議で決定したわけですが、議員ご指摘の通り、基本はこの規模となりますが必要な施設を再検討して柔軟性を持たせたいと思います。

今回の公益施設を決定したプロセスに疑問があります。前回案からただ単純に引き算をした結果としてしか思えません。市民は27年間も待ちました。これからまだ5年以上も待たなければなりません。長年待ちに待った市民ががっかりしないような施設をぜひ考えて建設して欲しいと思う。それには、市民ニーズをしっかりと把握をして、本当に必要だと思われる施設内容を考えて、それを足し算で積み上げていって提案して欲しいと思います。
今議会で指摘しないと1月には募集開始してしまい、間に合わないので申し上げておきました。ぜひ、よろしくお願いいたします。

続きまして、(仮称)蓮田市総合文化会館について伺い致します。
9月定例会において補正予算、懇話会の設置と調査測量および設計費用79、865(千円)が上程可決され、また、11月21日には第1回懇話会が開催されて、こちらも平成27年度末の完成に向けて着々と動き出しております。その懇話会における執行部の説明でもそうでしたが、今年3月に作成された文化会館基本構想案で示されたA案、つまりプロセニアム形式の固定500席、そして場所については案-1のパルシー敷地内西側案が既定路線かのように議論が進んでおります。
総合文化会館の全体スケジュール案では年明け1月よりプロポーザルによる応募を開始し、1次審査、二次審査を経て、今年度末3月には契約する予定となっております。
1月の応募開始まで懇話会の開催は12月18日の1回、そして26日の視察のみとなっております。そこでお尋ねいたします。
(1)施設内容、特に客席数については500席の固定席で決定ということなのでしょうか。また、体育協会より要望の強いサブアリーナ機能を文化会館に持たせることについてのお考えはあるでしょうか。

→現在、総合文化会館建設計画懇話会が開催され、施設内容についてはこれから議論頂くことになっております。基本は500席の固定席ではありますが、市内の成人式の状況を見ると、参加者が500名近く、またご父兄が200名ほどいらっしゃいますので、その方たちも入れるような施設をと考えているところです。また、サブアリーナについてはパルシーの東側に建設する計画もございましたが、現在のところ文化会館内には予定しておりません。

■再質問
実は、この総合文化会館についても西口再開発ビル事業スケジュールと全く同時期、1月に応募を開始して事業者より提案書をもらうことになっています。そして、3月に契約。つまり、現状の基本構想案、固定の500席ということで募集してしまうと、例えばそれを超えた1000席の提案などは出てこないのではないか?

→あくまでも500席プラス200席の収容人員ということで考えており、1000席は想定していません。

資料②をご覧ください。
近隣の文化会館の利用状況

近隣の文化会館の利用状況を調べてみました。まず、久喜市総合文化会館の大ホールと小ホールです。大ホールは開館日数346日に対して63日、稼働率18.2%。平日は234日の開館数に対して14日。稼働率わずか6%。土曜日は51日に対して15日、稼働率は29.4%。日・祭日は61日に対して34日、稼働率は55.7%。土日祭日の稼働率は43.8%となっています。小ホールも表の通り。
上尾市文化センターは曜日による集計はされていないようで、またここは午前・午後・夜間と1日で3カウントするそうで、大ホールの稼働率が41.3%。小ホールは19%。
他、幸手さくらホールも平日は3.8%で土日祭日は49.1%。
行田市産業文化ホールは平日5.3%、土日祭日は42.5%。
どこも平日は数%で、土日祭日は40%以上の稼働率となっています。

つまり、課題はいかに平日の稼働率を上げるかだと思います。

そこで提案したいのは、平日の稼働率も高めるために、席の半分を可動席にしてダンスホールや軽スポーツが出来る、体育協会から要望の強いサブアリーナの機能も持たせてはどうかということです。そして、半分を可動席にするわけですから500席では足らないので、最低でも800席以上で400席分を固定、残り半分を可動というようにしたらどうでしょうか。
つまり、席の前方部分を可動席にして、後方部分を固定席にします。ちなみに愛媛県松山市の文化会館担当者の話によると、半分が可動席でアリーナになるような施設の需要が最近高まっているとのことでした。ぜひ、ご見解を伺いたいと思います。

→現在は固定席を考えておりますが、懇話会等のご意見も踏まえて、可動席部分についても検討をしたいと思います。

どこも週末は40%以上の稼働率ですが、平日の稼働率が数%です。おそらく近隣と似たような施設を建ててしまったら、同じような結果になるだろうと思われます。やはり、広く市民に有効利用してもらうことは大切です。私は前半分を可動してアリーナができるようにすれば、パルシー利用団体のサブアリーナとしての利用率も高まると思います。執行部では平日の稼働率をあげるために何か考えていることはありますか?

→やはり、利用団体や興行等では稼働率を上げることが出来ませんので、企画提案型のイベントを多く仕掛けていきたいと思っています。

ちなみに懇話会で今月26日に視察予定の熊谷市江南町の文化会館は812席で、半分が可動のダンスホールとなるようです。視察後にぜひ懇話会メンバーの意見も参考にして、来月からの事業者応募の際には固定の500席と決めずに応募をかけて欲しい。
しかし、先ほどの別の議員に対する答弁で文化会館の施設規模について、市長は「今はお示しできないが、これから設計等でお示しするのは20億円、維持費1~2億円という数字は出てこない」とおっしゃいました。それを聞くとやはり500席の固定席で規模の拡大はないように聞こえましたが、市長のご見解は?

→議員はもっと大きな規模をとのご質問だと思いますが、蓮田市の財政状況等を考えると500席が妥当だと考えております。先ほどの部長答弁にありましたように、プラス200人の収容人員を考えることになりますが、今は基本構想案通りになろうかと思われます。

市長と私の認識の違いです。500席というのはこの基本構想案にもあるように県内の施設で「町」が持つ規模のものです。500席以下の施設しかない「市」は、八潮市と吉川市だけです。しかし、吉川市は500席の施設の他に300席の施設も持っています。蓮田市より行政規模の小さい羽生市や幸手市ですら1000人規模の施設があります。これだけの費用をかけて、「町」レベルの施設というのはおかしい。せめて800席以上、平日の稼働率を上げるためにその半分を可動席にしてサブアリーナ機能を持たせる、ぜひ再検討をお願いいたします。

続きまして資料③をご覧ください。
(仮称)総合文化会館アクセス道路

今回の基本構想案の中にはアクセス道路や駐車場の詳細な整備計画はありません。しかし、パルシー横に文化会館を建設した場合には、アクセス道路の整備は必要だと思われます。
資料にもありますように市道48号線は途中まで十分な幅員の道路ですが、新幹線の下から急に狭くなり、新幹線のゲタが邪魔となって市道48号線をそのまま拡幅できません。
仮にパルシー西側に文化会館が建設された場合は、この道路が裏手の入口への通用路となり、大きなライブや劇団等の興行の際は、大型トラックによる機材等の搬入口となることも考えられます。4.8mの排水路が脇に通っておりますので、これを暗渠にするなどして拡幅が必要だと思われますが、いかがでしょうか。
また、国道122号から正面口に入る市道489号線と3106号線ですが、489号線を市道48号線に繋げるなどしてこのクランク状態を直す予定はないのでしょうか。この二本のアクセス道路の整備予定についてご答弁下さい。

→まず市道48号線ですが、パルシーの建設に合わせて整備された仮設道路となります。しかし、議員ご指摘の通り、新幹線の下より幅員が4mとなり、対向車がすれ違えません。現在、計画中の総合文化会館の建設の際、建設の後も、とても重要な道路だと認識しておりますので、水路の暗渠についても合わせて検討を始めているところでございます。
また、国道122号バイパスから入る市道489号線と市道3106号線ですが、現在、クランク状態になっており、こちらも整備の検討をしています。市道489号線をまっすぐに延ばして市道48号線の整備と合わせて、繋げることがきればと考えております。

その際に新たに用地買収は必要になりますか?

→市道489号線と市道48号線を繋げる際には、民家が数軒建っておりますので用地買収が必要となります。

 また、西側に文化会館が建設された場合は現在の駐車場用地に建てることになるため、その分の駐車台数の確保が必要となります。駐車場の整備計画はどのようになっているでしょうか。併せてご答弁をお願いいたします。

→パルシー西側に駐車場を建設するとなると、約400台分の駐車場がなくなります。元荒川沿い、また運動場隣り、南側の未買収100台分等を合わせた900台分を新たに整備する予定です。

パルシーの南側の未買収地100台分ということですが、今建設資材会社が借地として利用している土地ですね。用地買収の目途は立っているのでしょうか。

→現在、交渉過程にあります。

例えば賃貸借契約等を確認して、期限がいつまでなど承知しているのか?

→現在、交渉過程にあるため、コメントができません。

続きまして、3市民より提出された要望書に対する取り組みについてお伺い致します。今回、主に以下の3つの要望書が提出されております。いずれの要望書も地域住民の長年にわたる切実なる願いです。この3つの要望書に対して、執行部ではそれぞれどのような対応、取り組みをされたのでしょうか。
まず、(1)要望書「公共下水道事業認可区域の北部地域(閏戸・貝塚・根金)への拡大について」、
続いて(2)要望書「根金貝塚排水路の蓋かけ工事および公共下水道早期実現について」、
そして(3)要望書「閏戸浮張団地の水害対策について」。それぞれお答えを頂ければと思います。
以上、執行部の答弁をお願い致します。

→3つの要望書それぞれについて、市民の悲願であることは重々承知しております。現在、実現のために最善の努力をしているところでございますので、ご理解を頂ければと思います。

(1)要望書「公共下水道の認可区域の北部地域の拡大について」は、今年7月の臨時議会において、公共下水道調査測量管理委託費8、904(千円)を予算計上して頂いて、どんな結果となるか、地域住民の皆様も期待していることだと思います。その結果を待たなければなりませんが、引き続き要望書にあるように地域住民の長年の悲願に応えて頂けるよう、お願いをするところでございます。

(2)要望書「根金・貝塚排水路の蓋かけ工事について」ですが、私も小さい頃、よくこの排水路のそばを通ったりして遊んでいました。水嵩はさほどありませんが、子供の背丈には深くて少々危険な思いもしたことがあります。これも今後8~9年を目処に蓋かけを行っていきたいとのことだそうで、こちらもできるだけ早期完成をしていただくようお願いをいたします。

(3)要望書「閏戸浮張団地の水害対策について」ですが、これも長い間地域住民を悩ませていた問題ですが、ポンプの設置により大きな浸水被害はなくなったそうです。また平成22年には逆流弁に石が挟まっていたことが分かり、修繕したとのことでしたが、地元の方のお話しではそれでも平成23年には数度の床下浸水の被害があったということなので、今後も注視をして頂ければと思います。

以上が今議会の一般質問の内容です。
最後までお読みいただきまして有り難うございました。

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